お悩み
そういった疑問にお答えします。
News in Levelsは、英語初級〜中級者にとって、非常に使える英語ニュースサイト。
私も愛用してるサイトです。
しかし、このサイト、日本語によるナビゲーションがありません。
なので「どんな使い方をすればいいのか、よく分からない…」という人も多いのではないでしょうか。
ということで本記事では、
- News in Levelsは、どんな使い方ができるのか?
- レベルに合わせた具体的な勉強方法は?
といったことを、自分の経験をもとに解説していきます。
この記事を書いている私は、現在TOEIC900点。
英語勉強1000時間達成に向けて、いまも日々勉強している人間です。
あなたがこのタイミングでNews in Levelsに出会ったのは、きっと運命。ぜひ、使い方をマスターしていってくださいね!
目次
News in Levelsを使う、5つのメリット
News in Levelsは、普通のニュースサイトではありません、
「英語学習者向けに作られた」ニュースサイトです。
なので、利用するメリットがたくさんあります。
ザッと5つ紹介します。
メリット①自分に最適なレベルでやれる
「News in Levels」というサイトの名前からも分かるように、1つのニュース対して、3つのレベルごとに記事が用意されています。なので、より自分にあったレベルを選ぶことが可能になります。
記事を見比べてみる
例えば、「Old Letter in a Chimney」という記事のレベル1とレベル3の記事を比べてみると、こんな感じです。まったく同じニュースを扱っていますが、使われているフレーズや単語が異なっています。
メリット②音声も使える
3つのレベルの記事すべてに、音声がついてきます(YouTubeを利用)
音声があることで、勉強方法にもいろいろなバリエーションが生まれます。ちなみに音声は、女性の声。
音声の具体例
これは、レベル1の音声になります。
非常にゆっくりなペースで読んでくれていますね。
メリット③1つのニュースが短い
News in Levelsは、一つの記事が短いです。例えばこの記事はたったの451文字。通常のニュースサイトの記事って、もっと長いですよね。それが、初級〜中級者にはキツかったりします…。これぐらいの量だと「今日もやるか」って気になります。
メリット④日本語を排除できる
News in Levelsは海外のサイトなので、日本語は一切出てきません。単語の意味も、英語で解説されています。英語の学習中はなるべく日本語が出てこない方がいいので、このカタチはとても良いです。
メリット⑤明るいニュースで勉強できる
News in Levelsには、真面目なニュースもありますが、一方でほっこりさせてくれる「明るいニュース」も多いんです。例えば、直近の1ページで見てみると、こんな感じで、ほっこり記事も入ってきます。
ちなみに上から2つ目のほっこりニュース「Little Horse Makes Children happy」は、1年前のもの。News in Levelsは、なぜか1年前のニュースも定期的に織り交ぜてくるんですよね。それが面白かったりもします。
レベルテストの結果は、参考にしなくてOK
続いては、レベルテストについて。
News in Levelsでは、簡単なレベルテストができます。テスト内容はシンプルに、「知ってる単語をチェックしていく」というもの。
レベルテストの受け方
News in Levelsでは初めてサイトに訪れると、こんな感じで、「レベルをテストしましょう」といったポップアップが表示されます。
このポップアップ(表示された部分)をクリックすると、テストページに移行します。
久しぶりに、サイトを訪れた際も表示されます(もし表示されない場合は、サイトのメニューバーにある「TEST」という文字ををクリックするとテストページに飛びます)
こんな感じで、単語リストが表示されるので、知っている単語にチェックを入れていきます。
2ページ分のチェックが終わると、レベルが表示されます。私の語彙力は、4,340単語という結果でした。
ちなみに公式では、
- 1-1000 words→Level 1
- 1000-2000 words→Level 2
- 2000-3000 words→Level 3
というレベル認識となっています。
なので私はレベル3ということになりますが…正直、このレベルはあまりあてにしない方がいいかな、と。
というのも、この単語で測るレベルと、リスニング力などのレベルは、大きく乖離している日本人がほとんどだと思うからです。私自身も、レベル3の音声はまだまだちゃんと聞き取れません。いまだにレベル1の記事を利用してます。
自分のレベルは、リスニングスキルで考えよう
自分のレベルは、「リスニングスキル」で測りましょう。
一つどれか記事をピックアップして、3つのレベルの音声をそれぞれ聞いてみましょう。そして、「初聴で、半分くらい聞き取れる」というレベルのものを選びましょう。
それくらいのレベルのものが、あなたに最適な素材レベルです。
レベル測定用の音声3つ
自分で記事をピックアップするのが面倒な人は、以下の音声でチェックしてみてください。
・レベル1
・レベル2
・レベル3
News in Levelsの使い方3つ【レベル別】
News in Levelsは、さまざまな使い方ができます。
例を挙げると、
- ディクテーション
- シャドーイング
- リピーティング
- オーバーラッピング
- リーディング
- 音読
などなど。音声があることで、多様な勉強ができます。
ここでは、あくまで一つの例として、レベル別の使い方をご紹介していきます。
初級者の場合
もしあなたが初級者なら、以下のような使い方がおすすめです。
分からない単語があれば、本文下に掲載されている「Difficult words」に単語が載っていないかチェック。
載ってないようなら、自分で辞書で調べましょう(できれば英英辞典で)
本文と照らし合わせながら聴きます
一文ずつ、一時停止して、音声に続いて自分も音読していきます。
これを1日1記事ずつやりましょう。
初級者の段階では、まず英語の「音」になれることが大事です。
そのためには、量が大事。なのでとにかく繰り返しやっていくこと。できる限り、毎日やりましょう。
ちなみに、ちょっと物足りないと感じても、欲張らないことが継続の秘訣。
なので、あえての1日1記事です。
これを1か月くらい続けたら、また新たなLevel1動画の音声でどれくらい聞き取れるか自分でテストしてみましょう。
おそらく3ヶ月〜半年くらいは必要かなと思いますが、レベル1のものが大体聞き取れるようになったら、次の「初中級者向け」のトレーニングに移っていきましょう。
初中級者の場合
続いては、初中級者の場合のNews in Levelsの使い方。
聞こえてくる英語を、書き起こしていきます。
おそらく一回で全てを書き取るのは難しいので、何回も何回もやってください。
自分の限界までトライしたら終わりにして、記事と照らし合わせて答え合わせです。
一文ずつ、一時停止して、音声に続いて自分も音読していきます。
初中級者は、ディクテーションをやるといいです。このトレーニングをすることで、ビックリするくらい英語力伸びます(特に、リスニングスキル)
最初はとにかく時間がかかると思いますが、粘ってください。
しつこくしつこくやるのがポイント。
ディクテーションは、スタディサプリやTEDICTといったアプリを利用するのもオススメ→実際に使ったディクテーションアプリ4つを、徹底比較【レベル別】
中級者の場合
最後は、中級者の場合のNews in Levelsの使い方。
聞こえてくる英語のすぐ後で、自分も発音していきます。
とにかく集中力が必要な難しいトレーニングですが、これもディクテーションと同じく音声知覚を鍛えてくれます。
一文ずつ、一時停止して、音声に続いて自分も音読していきます。
中級者は、シャドーイングですね。
私も現在これをやってます。
中級者でも、最初はLevel1の記事を利用していきましょう。
Level1のものだと物足りないとなったら、レベルを上げていきましょう。
ちなみにLevel3のページには、実際のニュース映像動画も載っていたりします。
余裕がある場合は、チェックすると面白いです。
また、記事の下には、「記事に対する質問」も載っていたりするので、
こういったものも、勉強素材にできます。
ただ、最初から「アレもコレも」と欲張ると続かないので、まずは1つずつやっていくことをお勧めします。
News in Levelsが教材になっているオンライン英会話
以上ここまでは、News in Levelsの使い方を解説してきました。
これらは、独学で利用するのを前提としています。
もちろん独学でも十分に効果がありますが、さらに学習の効果を高めるには、オンライン英会話で先生と一緒にやることをオススメします。
hanasoだと、News in Levelsが教材の一つになっている
「hanaso」というスクールでは、News in Levelsが教材の一つとして利用されています。
オンライン英会話スクールを利用することで、
メリット
- 音読をチェックしてもらえる
- プラスアルファな質問を、講師から投げてもらえる
- そのニュースについてディスカッションできる
といったことが可能になります。
hanasoは、週2回だと月4,000円くらい。
なのでお金はかかりますが、その分効果は得られるので検討の余地ありかと。
普段は一人で、たまに先生とやるってのもアリ。
私も、hanasoを利用してた際に使ってみました。
hanasoで使えるNews in Levels【教材の利用レビュー】
気になる人は、まずはhanasoの無料レッスンで試してみてください。
→公式サイト:hanaso