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勝間和代さんから学んだ、英語勉強法6つ【最後の英語やり直し】

勝間 英語

お悩み

勝間さんの英語の勉強法って、どういうものなんだろう?

そんな風に、気になってますか?

勝間さんといえば、仕事をバリバリこなす、とても優秀な方というイメージ。

しかし、英語に関していうと、もともと興味がなかったらしく、大学卒業後に受けたTOEICのテストは、420点だったそうです。

ところが、外資系の企業で働くことになり、英語が必要になってしまった、と。

勝間さんは、そこから必死で試行錯誤しつつ、英語力を身につけていったそうです。

そんな勝間さんの具体的な勉強方法、気になりますよね。

私も詳しく知りたくて、勝間さんの本「最後の英語やり直し!」という一冊を読んでみました。

こちら、勝間さんの英語勉強法が、ギュッと詰まってます。

学べるポイント、たくさんありました。

ということで、このページでは、「最後の英語やり直し!」から学んだ、勝間さんの英語勉強法6つを、ご紹介していきます!

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勝間和代さんの、英語力は?

まずは、勝間さんの英語力を拝見。

例えば、こちら↓の、モチベーション3.0などの著者ダニエル・ピンクさんへのインタビュー動画。

あのダニエル・ピンク氏と、対等に向き合って喋ってる…!

私も、ダニエル・ピンク氏の本は何冊か読んでるので、これ素直に羨ましいです。。

ちなみに勝間さん、発音はご自身でも「カタカナ英語」だと自称されてますが、バッチリ通じてそう。

勝間さんといえば、マッキンゼーやJPモルガン証券と、経歴もすごいですが、そういった会社でもこの英語力で戦ってきたということですよね。

MEMO

ちなみに、勝間さんは本書の中で、この動画を紹介した後に、「この程度で英語の仕事ができると思って欲しいのです。」と述べています。

それから、DMM英会話の芸能人がやってみたシリーズ的なやつに、勝間さん出てるので、そちらも↓

【勝間さんの英語勉強法】6つのポイントをチェック!

そんな勝間さんの著書、「最後の英語やり直し!」は、勝間さん曰く、

学生自体に全く英語に興味がなく、スルーしていたところ、社会人になって突然英語が必要になって、基礎も何もないところから、なんとかビジネスで使える英語を身につけたい人のための本

とのこと。

つまり、「英語ができない」から「英語ができる」になるための、実践的な内容になってます。

勝間さんの人生を通した経験した、リアルな英語学習体験談が盛りだくさん。

では、具体的に6つのポイントをみていきましょう。

勝間さんの英語勉強法①1,000時間やる

まずは、1つ目は、勉強時間の話です。

いま英語を勉強している人、もしくはこれから勉強しようかなと考えている人の中には、

お悩み

英語を身につけたいけど、結局どれくらい勉強すればいいの…?

そんな疑問を感じている人も多いはず。

勝間さんの回答は、

  • ある程度使えるまでには、1,000時間
  • 熟達するまでに、1万時間

これが目安、だと。

なぜ、これだけの時間が必要かというと、

私たちの脳のシナプスがすっとつながって、あまり思考力を使わなくても何かの技ができるようになるまでは、やはり1000時間とか、1万時間が必要なのです。

特にこの1万時間の法則は、英語やスポーツのように、「ある程度、法則性があり、ルールが変わりにくいもの」に効きます。

この本を読んでいる人は、もうある程度、英語の素養がある人だと思うので、1000時間で大丈夫でしょう。

といった理由です。

けっきょく、英語ができる(=あまり頭を使わずとも話せる)までには、どうしても時間が必要なんです。

その理由は、以前紹介した本「外国語上達法」などにも書かれてますが、しっかりと記憶に残すには、反復が必要で、反復のためには、時間が必要だから、というシンプルな理由です。


外国語上達法

【感想レビュー】外国語上達法を読んで学んだ3つのこと

1,000時間は、1日1時間だと3年

1,000時間と聞いて、長く感じましたか?

例えば、1日3時間勉強すれば、おおよそ1年で達成します。

1日に1時間だと、3年。

週に1回30分だと、、、計算するのが怖いくらい、長い期間になっちゃいそう。。

なので、自分がいつまでにある程度の英語力をつけたいのか、そこから逆算して、毎日の勉強時間を考えていくことが必要ですね。

伸びが停滞しても、諦めないで

ただ、ここで気をつけなくてはいけないことが1つあります。

それは、英語力とは、直線的に増えていくものではないということです。

どちらかというと、階段のような伸び方。

なので、短期的な「足踏み」は必ずある、と。

毎日やってるのに伸びないなーってなってる人は、それで落ち込む必要ないってことです。

コツコツ続けていけば、ある十分な時間(閾値)を超えると、飛躍的な上達を実感できるらしいのです。

MEMO

閾値:ある反応を引き起こすのに必要な最小限のエネルギー。

勝間さんの英語勉強法②試行錯誤する

次2つ目は、英語学習の方法には、試行錯誤が必要だよねという話です。

英語を勉強している人間なら、誰もが、

お悩み

はたしてこの勉強方法はベストなのかな?

そんな悩みを抱くもの。

勝間さん自身、英語を学び始めた時は、ありったけの本や教材を買い込んだそうです。

しかし、役に立ったのは、そのうち10分の1くらい。

それよりも、結局のところ、自分の「試行錯誤」の方が役に立った、と。

つまり、様々なやり方を試して、自分なりに取捨選択して、その中で自分に合ったものや、役に立った勉強方法を残すしかないということです。

なので、ある勉強方法が上手くいかないなーってなったら、英語の学習をストップさせてしまうのではなく、やり方を変えるという方法を取っていきましょう!

勝間さんの英語勉強法③モチベーション高める

次、3つ目は、モチベーションを高める、という話です。

このモチベーションの高め方に関しては、想像していたより多くのページが割かれていたように思います。

それだけ勝間さんは重視していることなんでしょう。

勝間さんは言います、

英語を勉強するにあたって、本当に必要なことは、

「英語ができたらどんなにいいだろう」

ということを、具体的に、具体的に想像することである、と。

例えば、英語ができるメリットには、

  • より多くの情報にリーチできる(検索結果、ニュースなど)
  • 映画やドラマを字幕なしで観ることができる
  • 洋楽の歌詞がわかる
  • より多くの本(洋書)が読める(翻訳されないものは多い)
  • 世界中に友達が作れる

こういったものがあります。

また、仕事においても、給料も上がる、幅が広がるなど、英語ができてるとイイこと尽くしです。

ちなみにこちらの動画でも、仕事の話をされてますね↓

英語学習をするにあたって、こういったメリットをしっかりイメージすることが大事。

なぜか?

それは、人は理性だけでは動けないからです。

「象使い」と「象」の話

本書には、象使いと象を例にした話が出てきました。

例えば、象に象使いが乗っているところをイメージして、

  • 象使いは、理性(頭)
  • 象は、感情(心)

と考えてみてください。

象使いは、ムチを使い、象を動かします。

しかし、象が勝手に動き出してしまうと、象使いがそれを止めるのは簡単ではありません。

理性がきかずに、感情の方に従って行動してしまったこと、あなたにも数えきれないほどあるんじゃないでしょうか?

つまり私たちがコントロールすべきは、象使いの方ではなく、「象」なのです。

すなわち、自分で、自分の感情を動かすことで、自分をコントロールする、と。

英語学習でいうと、理性で考えるというより、例えば、

スキルアップして、もっと稼いでやるんだ!

こういった欲望を持ちながらやることが大事ということです。

インターネットでの買い物の話

また、他にも印象的だったのは、インターネットでの買い物の話。

勝間さんは、買いたいものがあると、必ず海外のサイトを調べて値段を比べているそうです。

なぜなら、海外のサイトでは半額で売られていることがざらにあるから、と。

それを知らずに日本で買い物することは、損してることになります。

私も実際にこれを読んで、海外のamazonでVRゴーグル(いまほしい物)の値段を調べてみたんですね。

そしたら、確かに安い。。

まあこれ、仲介料とかを考えると当然かなと思いますが、たシッピング費用を含めて計算しても、なんと個人的に輸入した方が安そうでした。

もちろん面倒な部分もあるし、無事に届くのか不安を感じたりもしますが、これは英語がわからないと手に入りづらい情報だったりしますよね。

これからは私も海外サイトも見るようにしよー!って思いました。

勝間さんの英語勉強法④語彙をつける

はい、では次4つ目。

4つ目は、語彙力の話。

勝間さん曰く、

英語が苦手だ、なかなか通じない、と言う人の問題は、「英語との接触時間が足りない」か「語彙(単語力)が足りない」か、ほぼそのどちらか、あるいはその両方だということです。

つまりそれだけ語彙と言うのは大事だということです。

もちろん文法や発音も大事です。

しかしなぜ勝間さんが語彙の習得をお勧めしているかと言うと、

コストパフォーマンスが高いからです。

発音は直すのが大変だし、文法については途中で頭打ちになりますが、語彙は増えれば増えるほど、英語が楽になります。

極端な話、適切な語彙が組み合わさって相手に伝われば、多少、発音や文法に何かあっても、相手には簡単に伝わります。

では、どうやって単語力をつけていくかと言う事ですが、それに関しては

自分の好きな分野の情報を中心に、浴びるように英語をインプットすることで単語力も伸びていきます。

ということです。

単語帳をめくって単語を覚えるという方法もありますが、それよりは自分の好きな分野の本や、ウェブ上の文章、映画などを見ることで蓄積していく方法の方が良いってことですね。

勝間さんの英語勉強法⑤発音は最低限

では次、5つ目は、発音に関する話です。

勝間さんは英語の発音に関しては最低限でオーケーとしているようです。

まずそもそも、英語の発音のなまりは問題ない、と。

で、問題になるのは、別の言葉に聞こえちゃったりする場合なので、そういった部分(例えば語尾に母音をつけてしまうなの)だけを修正しておけばOKなんじゃないのと。

勝間さんの英語の発音の話は、以下の動画でも話されているのでチェックしてみて下さい。

そもそも、大人になってから英語を勉強する人間にとって、ネイティブと同じように喋れるようになるのは、ほぼ不可能。なので、発音にこだわりすぎはコスパ悪いってことですね。

勝間さんの英語勉強法⑥インプットとアウトプットのバランス

では最後、6つ目。

6つ目は、インプットとアウトプットのバランスの話です。

以前このブログでも取り上げた、第二言語論者の白井さんの本がありますが、勝間さんもこの本で白井さんのその本を取り上げています。


第二言語習得 本

【第二言語習得論の本】インプットの大切さと、効果的な勉強方法がわかる一冊

白井さんの本にも書かれている通り、第二言語論の世界では、アウトプットよりも圧倒的にインプットの方が重視されています。

勝間さんもこの本の中で、アウトプットはインプットの5分の1でOKと、述べています。

とはいえ、これはアウトプットが大事じゃないと言ってるのではなく、シンプルにインプットの方が量が必要であると言っているんだと思います。

とにかく大量にインプットしろということですね。

ちなみに、勝間さんは英語のオーディオブックを聴く、と言う方法で大量に英語のインプットを指定たようです。

オススメは、ビジネスや実用書(小説は難しい)

また、文字数制限とかスピードが遅いものはオススメしないそう。

なぜかというと、内容に興味持てないと続かないから。

ちょっと難しくても、内容に興味があるものの方がいいということです。

とはいえ難しすぎても仕方ないので、その辺はバランスとってやることですね。

勝間さんの英語勉強法まとめ

はい、ということで以上、勝間さんの英語勉強法を、6つご紹介してきました。

最後に1つだけ、上記には含めなかった話で、印象的だったものを紹介します。

これは勝間さんが痛感されたことらしいのですが、

結局大事なのは話す中身だということ。

私たちが英語で会話をするときに必要なのは、コミニケーションを成り立たせているのは、言葉の表面だけではない、むしろ話の中身だ、ということです。

英語がちょっと下手でも、話す内容が面白ければ人は耳を傾けてくれます。

逆に話す内容がつまらなければ、どんなに発音がうまくて、人は興味を持ってくれませんよね。

ということで英語力だけでなく中身を磨くことも、忘れないようにしましょう!

今回紹介しきれなかったことも、本書にはたくさんのっているので、気になった方はぜひ読んでみてくださいね。

以下の記事もオススメです


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