大人になってからの発音矯正って、なかなか大変ですよね…
しかし、地味に練習するしかない、と。
とはいえ、練習を進めていくうちに、
自分って、どれくらい上達しているんだろう?
てか、そもそも今の自分の発音レベルって、どれくらい?
こういったことが知りたくなってきます。
ちゃんと目に見える「数字」で、客観的にレベルを把握したくなります。
英語のレベルを測定するのに、みんながよく使ってるのは「TOEIC」ですよね。
でも、TOEICには、発音に特化したテストがない。
そこで、発音に特化した検定を探してみたところ、いくつか見つかったのですが、
国際英語発音協会というところがやってる、検定「EPT® 」、一択かな、と。
このページでは、そう思った根拠を書いていきます!
英語の発音検定って、どんなのがあるの?
そもそも英語の発音検定には、「TOEIC」みたいな、大御所的な検定ってないんですよね。
そんな中で、私が見つけたのは、以下3つ。
英語発音検定
- EPT
- EP-Pro
- E-TOP
どれも似たような名前ですね笑
しかし、ちゃんと調べていくと、けっこうな違いがありました。
英語の発音検定をやってる3社を比較
ということで、3社の比較表を作ってみたので、確認してみてください。
表は、右にスクロールできます→
EPT | EP-Pro | E-TOP | |
運営者 | 一般社団法人 「国際英語発音協会」 |
一般社団法人 「Triple C協会」 |
一般社団法人 「国際発音検定協会」 |
創設 | 2012年 | 2017年 | 2015年 |
運営者の所在地 | 大阪 | 和歌山 | 東京 |
テストの内容 | 1. 簡単な質問(2.3題) 例)What is your number? What is the date today? 2. アルファベットの読み上げ 3. 短い会話文の読み上げ 4. 初見の英文(約100ワード強)を30秒間黙読した後、音読 5. 課題文の読み上げ (webに掲載されている3つの課題文のうち、どれかが出題される) |
提示された試験問題を読み上げて、それを動画に撮影し送信。 (詳細は、webに掲載なし) |
単語・文章を声に出して読み上げる形式 (詳細は、webに掲載なし) |
採点方式 | 100点満点で測定 | 合格か不合格 | 100点満点で測定 |
受験スタイル | 会場またはオンライン | オンラインのみ | 会場のみ |
料金 | 一般評価:4,860円(税込) 詳細評価:9,720円(税込) |
3級:5,400円(税込) 2級:8,640円(税込) 1級:14,040円(税込) 特級:21,600円(税込) |
4,500円 (税込かどうかは不明) |
審査員 | 3名以上(英語を母国語とする者、音声学教授、英語発音専門家) | 3名以上(ネイティヴスピーカーを1名含む) | 不明 |
子供向け | あり(EPT® basic) | あり(EP-Jr) | なし |
メモ | 履歴書の「取得資格」欄に記入することで、 就・転職時に英語発音能力をアピール可能らしい |
英語の先生向け | 世界初の学術的根拠(音声学)に基づいた発音試験らしい |
webサイト | EPT | EP-Pro | E-TOP |
ちょっと見づらいかもですが、特に気になる項目を、スクロールしつつ比べてみてくださいね。
まず、一番右の「E-TOP」は、ちょっと詳細がわからないことが多く、不安を感じます。。
そして真ん中の、「EP-Pro」は、英語講師向け。
私は英語講師になるつもりはないので、これはちょっと…という感じ。
つまり、消去法で、EPTです笑
でも、SNSとかで検索してみると、EPTに関しては口コミもちゃんとあるので(他の2つは全く見つけられなかった)、一番使われていそうな検定です。
英語の発音検定「EPT」の詳細
では、発音検定「EPT(English Pronunciation Test)」がどんな感じなのか、もうちょっと見てみましょう。
まず気になるのはやはり、テスト内容ですよね。
発音検定「EPT」のテスト内容
テスト内容は、先ほどの表にも載せたように、
- 簡単な質問(2.3題)
例)What is your number?
What is the date today? - アルファベットの読み上げ
- 短い会話文の読み上げ
- 初見の英文(約100ワード強)を30秒間黙読した後、音読
- 課題文の読み上げ
(webに掲載されている3つの課題文のうち、どれかが出題される)
こういった内容になってます。
わりと、基本的な部分をテストしてくれる感じ。
ちなみに試験時間は、5分程度です。短い!
例題は、webサイトに載っているので、チェックしてみてください→EPT
受験生のスコア別実録音声も載っているので、参考になります。
発音検定「EPT」のスコアレベルについて
発音検定「EPT」は、100点満点で、測定されるということですが、点数ごとにレベルも教えてくれます↓
- 86~100点…指導者レベル
- 71~85点…ハイレベル
- 56~70点…英語発話学習者平均レベル
- 41~55点…英語学習者平均レベル
- 30~40点…英語学習初心者レベル
- ~29点…最後まで発話でできていない為、相手に伝わることが困難である。
こういう指標があると、次は、「このレベルを目指そうー!」って感じでやる気でてきそう。
ちなみに、受験推奨者は、
となってます。
発音検定「EPT」の、一般評価と詳細評価の違いとは?
発音検定「EPT」には、2つの料金体系があります。
- 一般評価:4,860円(税込)
- 詳細評価:9,720円(税込)
これらの何が違うとかというと、名前の通り、評価のされ方が異なります。
テスト内容は同じですが、「詳細評価」で受験すると、より細くフィードバックしてもらえる、と。
「一般評価」で受けた場合は、
こんな感じの結果が返ってきますが、
「詳細評価」だと、それに加えて、
こういった細かい部分のフィードバックも貰えます。
しかし値段が、倍近く違うので、まずは一般評価で良さそう。
発音検定「EPT」の英語発音指導士ってのが取れるらしい
それから、発音検定「EPT」では、英語発音指導士ってのが取れるらしいです。
条件は、
- 90点以上
- 12時間の認定コースに参加
- コース修了後に出される課題を期限までに提出
この3つ。
「英語発音指導士」という資格(?)が、どれくらい使えるものなのかは分かりませんが、講師業をやっている人には意味ありそうですね。
発音検定「EPT」の個人的に気になったこと
最後、個人的に気になったのは、オンライン受験の場合、ネットの接続状況が悪かったりしたらどうするんだろう?ということ。
通信は、スカイプを使うらしいのですが。
そんな不安を予想してか、webサイトを見てみると、よくある質問に載ってました。親切。
答えは、
こちらの不具合の場合は、試験日程を再調整するなど、最良の方法を話し合い対応させて頂きます。
受験者の不具合の場合でも、試験担当者の判断で平等にできる範囲で融通を利かせますので、ご安心ください。
とのこと。
これなら安心して受験できそう。
さっそく「EPT」に申し込んでみた
ということで、早速申し込んでみました!
実は、もうちょっと練習して準備万全になってから申し込もうと最初は考えましたが、、
先に申し込んじゃった方が、追い込まれて練習するんじゃないかな、と!笑
実際に受験したら、どんな感じだったか、結果はどうだったかということも、またご紹介したいと思います。
ではでは!
【追記】
実際にテストを受けた体験談、書きました↓
英語発音テスト「EPT」を、初めて受けてみた体験談【結果69点】
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